三島由紀夫とか、最近読んだ本
最近読んだ本。
・罪と罰(ドストエフスキー)
→いやー、これは重かったです(笑)
最後はかなり疲れた。。
でも、思っていたよりは読みやすかったかな。
人殺しをした主人公の心の葛藤が、すごくリアルに表現されてますね。
でも、社会的にどの部分が評価されているのかは全く分からず。
・奔馬(三島由紀夫)
→豊饒の海シリーズ(全4冊)の2冊目。
1冊目の春の雪は、ま、恋愛の話だったので、その流れなのかなと思っていたけど、ビックリするくらい違っていた。
首相や経済界の大御所を悪の根源と考える主人公。
その主人公が実際に暗殺を行った後、自殺する最後のシーンはかなり印象的。あの描写はすごい。
この中では、自殺がめちゃくちゃ美しい行為なんだよね。本当にそんな時代があったの?という感じで、全然信じられないけど。
あと、2冊目を読んではじめて、この豊饒の海が輪廻転生の話なのだと知った。1冊目の主人公の生まれ変わりが、2冊目の主人公になっている。この事実を唯一(?)知っている、副主人公の本田と彼らとの関係が本当におもしろい。
ただ今、シリーズ3冊目の「暁の寺」に突入しとります。。。
この本をきっかけに、三島由紀夫に興味が出たこともあって、ちょっと彼の自殺についてネットを見ていたら、自殺直前の演説文が載っていた。ほんと衝撃的です。昨晩、実家に帰っていたので家族で読んでいたのだけど、みんなでびびってました(笑)
かなりリアルすぎで恐ろしいです↓
・博士の愛した数式
→数字の美しさみたいなものを、はじめて知ったような気がする。もう映画は終わっちゃったかな?DVD出たら借りようっと。
・星々の舟(村山由佳)
→ちょいと前に読んだから細かい話は忘れてしまったけど、結構おもしろかったかな。
・子どもの宇宙(河合隼雄)
→ひとりひとりの子どもの中には、無限の広がりと深さを持つ「宇宙」があるという。大人は「教育」という名のもとに、この宇宙を歪曲してしまったり、破壊してしまってるというお話。
・iCon(スティーブ・ジョブズ)
→今読んでます。本厚すぎ!!かなり個性が強い人なのねー、と。